食事は「いのち」をいただき、「いのち」をつながせていただいているという、いたみ、悲しみ、ありがたさを知る大切な場です。
動物や魚だけでなく、野菜などの植物もいのちあるもの。
そのいのちをいただいていることを忘れずに、食事の前には「いただきます」と手を合わせ、終わりには「ごちそうさま」と感謝をする。
真宗門徒は、「食前・食後のことば」を唱和し、「いのち」をいただくことへの心を表しています。
・食前のことば
み光のもと われ今さいわいに この浄き食をうく いただきます
・食後のことば
われ今 この浄き食を終りて 心ゆたかに力身にみつ ごちそうさま
引用元:同朋新聞 第757号 6頁より